米国企業

Zoom

ビデオ会議ソフトウェアの世界最大手。
Zoomのサブスク収入が柱、企業顧客数を重視。

2018年におけるZoomのARPUは1か月30ドル程度。
当時からビデオ会議サービスは乱立しており、無料サービスを含めて無数に競合がひしめく中なぜかズームのARPU拝礼に高かった。
解約率も低く、またセールス関連費用をほとんど使っていませんでした。

結果としてユニット・エコノミクスが高く、すでに税引き前利益の段階で黒字だった。Zoomにとって賢いユーザーはグローバル企業のビジネス部門のユーザーでした。国内外のたくさんの取引先、顧客と多種多様なビデオ会議システムを使っていたからです。
スマートフォンでの使用を前提とし、発行されたURLをクリックすればだれでもどこからでも参加できる柔軟なZoomは毎月30ドルを払ってでも欲しいシステムでした。

予定していなかった人を急遽参加させる、移動中にミーティングする、といった場面に適したズームの価値に気づいていたのです。
Zoomは音声や映像の圧縮技術に優れ、少ない通信料で安定的に会話ができた。

賢いエンドユーザーは別の賢いエンドユーザーに対してよいサービスを照会する傾向があります。
良いサービスは企業側がプロモーションしなくとも普及する。

2019

2020

2022

2022年6月にパッケージプランの「Zoom One」導入。
さみ純損益は赤字に逆戻り

23年1月通期は企業顧客数が2桁増。

人員増で研究開発費が倍増、マーケティング費用も膨張。
投資損失もあり純利益は10分の1未満。

業績

売上高純利益営業利益純利益率営業利益率自己資本比率
202062226124.181.93
20212,65167865925.5824.8672.9
20224,0991,1011,06326.8625.9376.5
20234,3922492455.675.5876.4

バランスシート

19年
資産の部
流動資産
現金及び有価証券%
売掛金%
在庫%
その他%
非流動資産
有価固定資産%
その他非流動資産%
資産合計%
19年
負債の部
流動負債
支払手形%
買掛金%
その他%
非流動負債
長期有利子負債%
その他非流動負債%
自己資本%
負債・自己資本合計%
19年
仕入債務回転期間NA
在庫回転期間NA
売上債権回転期間NA
ROA%
ROE%
売上高純利益率%
純資産回転率
財務レバレッジ
EBITDAマージンNA

有価証券報告書と決算短信

公式HP

共有ドライブ

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