イオンのビジネスモデル
集客力の高いリテールで顧客を集めます。
顧客にとってリテールはよく利用するもので価値も高くなります。
ここにイオンの金融や不動産を利用すればリテールが安くなるという施策を打つことでリテール経由で金融・不動産の利用者が増えます。
そうすることで利益率の高い金融・不動産へ送客しグループ全体で稼ぎを最大化することができるのです。
持ち株会社
セグメント別業績
イオンのセグメントは大きく以下の事業がある。
- GMS事業(総合スーパー)
- SM事業(スーパーマーケット)
- DS事業(ディスカウントストア)
- ヘルス&ウエルネス事業
- 総合金融事業
- ディベロッパー事業(不動産)
- サービス専門店事業
- 国際事業
セグメント別営業利益
(億円) | GMS | SM | DS | ヘルス&ウエルネス | 総合金融事業 | 不動産 | サービス専門店 | 国際 |
2020 | 120 | 215 | 0 | 356 | 704 | 632 | 193 | 107 |
2021 | -105 | 462 | 43 | 415 | 426 | 357 | -176 | 60 |
2022 | -20 | 305 | 27 | 419 | 617 | 388 | -30 | 55 |
2023 | 140 | 228 | 36 | 448 | 603 | 452 | 102 | 128 |
20年2月期(2019年3月1日~2020年2月29日)
営業収益は10期連続増収となり過去最高を更新、営業利益は5期連続増益で過去最高を更新。
- 営業収益は対前年同期比1.0%増
- 営業利益が対前年同期比1.5%増
- 経常利益が対前年同期比4.3%減
- 当期純利益は対前年同期比13.5%増
セグメント別
セグメント別営業利益について、利益の柱となっているヘルス&ウエルネス事業、ディベロッパー事業に加え、業績回復が続く国際事業が増益。
GMS(総合スーパー)事業は、営業収益は対前年同期比 99.7%、営業利益は対前年同期比62.7%
ディベロッパー事業は、営業収益対前年同期比103.2%、営業利益対前年同期比113.8%。
戦略
2018年10月に締結した国内6地域におけるSM(スーパーマーケット)事業の経営統合が推進された。
キャッシュフロー
(百万円) | 総資産 | 有利子負債 | 純資産 | 現金及び現金同等物の期末残高 | 営業活動によるCF | 投資活動によるCF | 財務活動によるCF |
2020年2月 | 11,062,685 | 3,006,690 | 1,849,278 | 1,141,171 | 624,660 | -341,492 | 51,164 |
21年2月期(2020年3月1日~2021年2月31日)
営業収益は10期連続増収となり過去最高を更新、営業利益は5期連続増益で過去最高を更新。
- 営業収益は対前年同期比100.0%増
- 営業利益が対前年同期比69.9%増
- 経常利益が対前年同期比67.4%増
- 当期純利益は対前年同期比978億6300万円の減益
セグメント別
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う行動制限や自粛が続く中、SM(スーパーマーケット)事業とヘルス&ウエルネス事業は大幅な増益
GMS(総合スーパー)事業は、営業収益は対前年同期比100.0%、営業損失156億8900万円
SM事業は、営業収益は前期比 101.3%、営業利益は前期比235.7%
ヘルス&ウエルネス事業は、営業収益は前期比108.9%、営業利益は前期比116.6%
総合金融事業は、営業収益は前期比100.6%、営業利益は前期比60.5%
ディベロッパー事業は、営業収益対前年同期比87.9%、営業利益は対前年同期比56.5%
国際事業は、営業収益は前期比94.4%、営業利益は同期比56.3%
戦略
2018年10月に締結した国内6地域におけるSM(スーパーマーケット)事業の経営統合が推進された。2019年度は中国・四国地域と東海・中部地域で経営統合を実施。
キャッシュフロー
総資産は前期比103.8%増加
負債は前期比 105.6%で増加
純資産は、前期比 94.9%で減少
営業活動の結果、前期比 63.5%で増加
投資活動の結果、前期比 100.1%で減少
(百万円) | 総資産 | 有利子負債 | 純資産 | 現金及び現金同等物の期末残高 | 営業活動によるCF | 投資活動によるCF | 財務活動によるCF |
2021年2月 | 11,481,268 | 3,145,713 | 1,755,776 | 1,217,054 | 396,461 | -341,814 | 24,290 |
22年2月期(2021年3月1日~2022年2月31日)
国際
営業収益
日本 | アセアン | 中国 | その他 |
7,991,366 | 344,722 | 275,618 | 104,250 |
有形固定資産
日本 | アセアン | 中国 | その他 |
2,509,161 | 370,680 | 238,428 | 12,618 |
キャッシュフロー
総資産は前期比101.3%増加
負債は前期比 101.0%で増加
純資産は、前期比103.2%で増加
営業活動の結果、資金は前期比51.6%で減少
投資活動の結果、投下した資金は前期比 100.6%で増加
財務活動の結果、減少した資金は22億700万円
(百万円) | 総資産 | 有利子負債 | 純資産 | 現金及び現金同等物の期末残高 | 営業活動によるCF | 投資活動によるCF | 財務活動によるCF |
2022年2月 | 11,633,083 | 3,290,957 | 1,812,423 | 1,090,923 | 204,452 | -343,854 | -2,207 |
23年2月期(2022年3月1日~2023年2月31日)
23年3月期の営業収益は過去最高の9兆円台となった。
営業利益、経常利益、純利益はコロナ前水準に回復した。
国際
中国エリア、アセアンエリアともにGDPを上回る成長を実現している。
営業収益
日本 | アセアン | 中国 | その他 |
8,349,832 | 447,092 | 318,769 | 1,129 |
有形固定資産
日本 | アセアン | 中国 | その他 |
2,655,437 | 417,622 | 226,455 | 1,928 |
キャッシュフロー
総資産は前期比106.1%増加
負債は前期比 105.6%で増加
純資産は、前期比108.7%で増加
営業活動の結果、増加した資金は前期比212.1%で約4,337億増加
投資活動の結果、減少した資金は前期比97.5%で約87億減少
財務活動の結果、増加した資金は18億5300万円
(百万円) | 総資産 | 有利子負債 | 純資産 | 現金及び現金同等物の期末残高 | 営業活動によるCF | 投資活動によるCF | 財務活動によるCF |
2023年2月 | 12,341,523 | 3,483,126 | 1,970,232 | 1,214,462 | 433,710 | -335,123 | 1,853 |
2023年度業績予想
営業収益は9兆4,000億円、営業利益・経常利益はコロナ前実績を上回る過去最高益へ
(億円) | 売上高(営業収益) | 純利益 | 営業利益 |
2024年2月 | 94,000 | 250 | 2,200 |
業績
(百万円) | 売上高(営業収益) | 純利益 | 営業利益 | 純利益率 | 営業利益率 | 自己資本比率 | ROE | EBITDA |
2016年2月 | 8,176,732 | 6,008 | 176,977 | 0.07 | 2.16 | |||
2017年2月 | 8,210,145 | 11,255 | 184,739 | 0.14 | 2.25 | |||
2018年2月 | 8,390,012 | 24,522 | 210,273 | 0.29 | 2.51 | |||
2019年2月 | 8,518,215 | 23,637 | 212,256 | 0.28 | 2.49 | |||
2020年2月 | 8,604,207 | 26,838 | 215,530 | 0.31 | 2.50 | 2.5% | 3.3倍 | |
2021年2月 | 8,603,910 | -71,024 | 150,586 | -0.83 | 1.75 | 8.5 | -7.0% | 3.6倍 |
2022年2月 | 8,715,957 | 6,504 | 174,312 | 0.07 | 2.00 | 8.2 | 0.7% | 4.1倍 |
2023年2月 | 9,116,823 | 21,381 | 209,783 | 0.23 | 2.30 | 8.0 | 2.2% | 3.7倍 |