日本企業

コスモス薬品(3349)

コスモス薬品の創業は1991年と比較的若い会社ながら小さい商圏に会えて大型店舗を出店しライバル店を圧倒するという特徴的な出店戦略が奉公し短期間で九州における最大手。
「ディスカウントドラッグコスモス」を展開しており、一般食品の割合が50%を超える。

20年5月期(2019年5月16日~2020年5月15日)。

地域別売上

キャッシュフロー

(百万円)総資産有利子負債純資産現金及び現金同等物の期末残高営業活動によるCF投資活動によるCF財務活動によるCF
2020年5月65,461-26,956-5,405

21年5月期(2020年5月16日~2021年5月15日)

コスモス薬品の2021年5月末における店舗数は1130店舗であり、有形固定資産は1950億円。
ツルハHDでは主要な設備として販売設備(店舗)のみが記載されていますが、コスモス薬品では店舗に加えて物流センターが記載されている。
自社で物流センターを所有しており、売り場面積が1000平方メートルを超える大型店が多くなっている。

ツルハホールディングス(3391) 医薬品以外に食品、雑貨、化粧品などをバランスよく取り扱っており、「ツルハドラッグ」「くすりの福太郎」「ドラッグイレブン」などを展開する...

また、ツルハHDはM&Aを積極的に活用していましたが、コスモス薬品は基本的に自社出店により成長してきました。そのため、バランスシートには無形固定資産がほとんど計上されていません。

流動負債は1600億円、固定負債が110億円計上されていますがそれぞれに含まれる借入金は10億円、40億円と多くなく、現預金の金額が550億円と借入金の規模に比べてかなり大きいことから実質無借金経営であると言える。

純資産は1710億円で自己資本比率は50%。
自己資本比率がそれほど高くならないのは買掛金が1330億円と大きいため。

売上高が7260億円、売上原価は5810億円(原価率80%)、販管費は1120億円(販管費率15%)となっている。
営業利益は330億円で売上高営業利益率は5%。
コスモス薬品の原価率が80%と高いのは商品別売上高構成比において一般食品が全体の58%を占めています。

一般にドラッグストアでは食品の原価率が高いため、安い食品を目玉として集客し、医薬品や化粧品で利益を上げる構造になっている。
また、ドラッグストアの販管費の多くを占めるのは人件費

キャッシュフロー

(百万円)総資産有利子負債純資産現金及び現金同等物の期末残高営業活動によるCF投資活動によるCF財務活動によるCF
2021年5月27,875-19,381-5,507

22年5月期(2021年5月16日~2022年5月15日)

キャッシュフロー

(百万円)総資産有利子負債純資産現金及び現金同等物の期末残高営業活動によるCF投資活動によるCF財務活動によるCF
2022年5月32,194-43,717-6,222

23年5月期(2023年5月16日~2023年15月15日)

主要製

地域別売上

キャッシュフロー

(百万円)総資産有利子負債純資産現金及び現金同等物の期末残高営業活動によるCF投資活動によるCF財務活動によるCF
2023年5月


業績

自己資本比率は70%台と日本の上場企業における自己資本比率の平均値が40%前後と比べるとかなり高い水準です。

(百万円)売上高純利益営業利益純利益率営業利益率自己資本比率
2017502,73218,21522,2373.624.42
2018557,99917,63322,7493.164.08
2019611,13719,18524,7753.144.05
2020684,40321,43529,0943.134.25
2021726,42427,15633,1473.744.56
2022755,41423,15529,7963.073.94

月足チャート

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