TencentのビジネスにはQQ(PC向けサービス)、WeChat(モバイルのメッセージサービス)、Qzone(ブログや写真共有)などがあります。2019年9月に発表した第三四半期の発表ではこれらを使うMAU(Monthly Active User)はQQで6.5億人(スマホユーザー)、WeChatで11.5億人、Qzoneで5.2億人(スマホユーザー)に上ります。
2017年1月、Tencentはユーザー数の多さを利用した新しいサービスをスタートさせました。
それが「ミニプログラム」です。
従来であれば中国内にはBaiduやその他が提供するたくさんのアプリストアが存在していました。
そのためアプリメーカーはそれぞれのプラットフォームに合わせたアプリ開発をしなければならない状況でした。
Tencentは自身の提供するWeChatのプラットフォームを開放することで開発者が集まる場を提供したのです。