4時間足で逆三尊を形成していたUSDCAD。
ドル高に転換するかどうかの重要な局面において逆三尊否定となりました。
逆三尊肯定か否定かの分岐点はどこだったのでしょうか。
日足
遅行スパンがローソク足に絡んでおり-2Σにタッチしてから上げていけるかどうかに注目していました。
4時間足
1時間足で逆三尊を形成して上げてきたものの+2Σを超えていけず上昇分を戻す展開になっています。
買いでポジションを持つうえで一番注意していたのは遅行スパンがローソク足に沿って下落すること。
今回は懸念通り下落する結果になりましたが逆三尊否定の判断はどこで行うべきだったのか1時間足、15分足が教えてくれていました。
1時間足
1時間足において逆三尊の右肩でチャネルを形成。
チャネル上限を試したものの4時間足+2Σが重く、このチャネルを下抜けとなったところから下落が加速しました。
15分足
4時間足で遅行スパンがローソク足下落に差し掛かっているとき15分足で遅行スパンがローソク足にぶつかって上げていけなかった。
これが上昇力が弱い証拠です。
ヨーロッパ時間においては-1Σを超えることのない本格下落です。
遅行スパンがどれだけ重要だったか分かるかと思います。
今週はAUD、NZD、CADなどの資源国通貨が本格上昇に入る相場。
2月第4週の相場でさらにUSDCADが下落していくのかどうかですが資源国通貨が強いだけに下落の可能性の方が高いと判断しています。