20年3月期(2019年4月1日~2020年3月31日)
(百万円) | 総資産 | 有利子負債 | 純資産 | 現金及び現金同等物の期末残高 | 営業活動によるCF | 投資活動によるCF | 財務活動によるCF |
2020年3月 |
21年3月期(2020年4月1日~2021年3月31日)
セリアの売上高は2006億8200万円、売上原価は1136億9300万円(原価率57%)、販管費657億2000万円(販管費率33%)で営業利益212億6900万円。
売上高営業利益率は11%です。
流動資産が793億9300万円と大きく、大半は現預金(535億9300万円)で棚卸資産は182億3800万円。
直営店での売り上げがほとんどであるため、売掛金はわずか3億4100万しか計上されていない。
有形固定資産の金額は211億7000万円。
路面店も含めて店舗の土地が計上されていないことから、セリアでは基本的に土地を貸借していると推測される。こうした出店政策が有形固定資産の割合の低さにつながっている。
流動負債が235億7000万円、固定負債が66億1300万円計上されていますが、その中はわずかなリース債務を除いて有利子負債は含まれておらず、ほぼ無借金経営です。
純資産は852億900万円と多く、自己資本比率は74%と高水準。
ワッツよりもセリアの方が大きな粗利益を上げられている理由は3つあると推測される
- セリアの売上高に占める食品の割合が低いこと
- セリアの卸売比率が低く、直営店での売り上げ割合が高いこと
- セリアの事業規模が大きく、仕入れなどにおいてスケールメリットが働くこと
100円ショップの原価率を引き下げる上では食品の割合は低い方が有利になる。
また、FC店などへの卸売の場合、減価率が高くなるため直営店での売り上げの割合が高い方が全体の原価率が低くなる。
ワッツと比べてセリアの売上高は2006億と約4倍の規模で、商品の仕入れにあたって仕入れの量が大きいほどディスカウントが利くこと。
セリアでは独自の発注支援システムを導入し、品切れを防ぐとともに店頭に売れ筋商品を揃える在庫管理を行なっている。
ワッツとセリアの棚卸資産回転期間はワッツが54日であるのに対し、セリアでは33日と短くなっている。
そして、パートやアルバイトでも在庫管理ができるため、ワッツにおける従業員に占める正社員の比率が14%であるのに対し、セリアでは4%に抑えられている。
貸出
有価証券
キャッシュフロー
(百万円) | 総資産 | 有利子負債 | 純資産 | 現金及び現金同等物の期末残高 | 営業活動によるCF | 投資活動によるCF | 財務活動によるCF |
2021年3月 |
22年3月期(2021年4月1日~2022年3月31日)
キャッシュフロー
(百万円) | 総資産 | 有利子負債 | 純資産 | 現金及び現金同等物の期末残高 | 営業活動によるCF | 投資活動によるCF | 財務活動によるCF |
2022年3月 |
23年3月期(2022年4月1日~2023年3月31日)
キャッシュフロー
(百万円) | 総資産 | 有利子負債 | 純資産 | 現金及び現金同等物の期末残高 | 営業活動によるCF | 投資活動によるCF | 財務活動によるCF |
2023年3月 |
業績
(百万円) | 売上高 | 純利益 | 営業利益 | 純利益率 | 営業利益率 | 自己資本比率 | ROE | EBITDA |
2017 | ||||||||
2018 | ||||||||
2019 | ||||||||
2020 | % | |||||||
2021 | % | |||||||
2022 | ||||||||
2023 |