オービックは中小企業向けのERPパッケージ(統合基幹業務システム)である「OBIC7」や財務会計ソフトウェア「勘定奉行」を主力製品とするソフトウェア会社です。
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20年3月期(2019年4月1日~2020年3月31日)。
地域別売上
キャッシュフロー
(百万円) | 総資産 | 有利子負債 | 純資産 | 現金及び現金同等物の期末残高 | 営業活動によるCF | 投資活動によるCF | 財務活動によるCF |
2020年3月 | 129,612 | 31,999 | -9,238 | -13,120 |
21年3月期(2020年4月1日~2021年3月31日)
売上高が840億円であるのに対し、売上原価は230億円(原価率27%)、販管費は130億円(販管費率15%)で営業利益は480億円。
売上高営業利益率は57%。
流動資産が1630億円。そのほとんどが現預金1510億円で占められています。
投資その他の資産790億円でほとんどは投資有価証券750億円です。
自己資本比率は89%と極めて高く、負債に有利子負債が計上されておらず無借金経営であることが分かります。
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オービックは2021年3月期まで27期連続の営業増益を達成していて、それが高い自己資本比率につながっているんだね。
オービックの外注費の割合は17%と低く、理由はシステム開発を内製化しているためです。
ERPパッケージのカスタマイズを可能な限り減らすことで開発期間が短くなり、コストを下げられます。
オービックの売上高は2000年3月期の380億円から2021年3月期の840億円と2倍以上に成長していますが、売上原価は230億円とほとんど変化していません。
キャッシュフロー
(百万円) | 総資産 | 有利子負債 | 純資産 | 現金及び現金同等物の期末残高 | 営業活動によるCF | 投資活動によるCF | 財務活動によるCF |
2021年3月 | 150,745 | 41,677 | -5,422 | -15,121 |
22年3月期(2021年4月1日~2022年3月31日)
キャッシュフロー
(百万円) | 総資産 | 有利子負債 | 純資産 | 現金及び現金同等物の期末残高 | 営業活動によるCF | 投資活動によるCF | 財務活動によるCF |
2022年3月 | 122,699 | 38,972 | -44,053 | -22,965 |
23年3月期(2023年4月1日~2023年3月31日)
主要製
地域別売上
キャッシュフロー
(百万円) | 総資産 | 有利子負債 | 純資産 | 現金及び現金同等物の期末残高 | 営業活動によるCF | 投資活動によるCF | 財務活動によるCF |
2023年3月 | 52,960 | 1,282 | -20,619 |
業績
自己資本比率は70%台と日本の上場企業における自己資本比率の平均値が40%前後と比べるとかなり高い水準です。
(百万円) | 売上高 | 純利益 | 営業利益 | 純利益率 | 営業利益率 | 自己資本比率 |
2017 | 61,453 | 23,359 | 27,850 | 38.01 | 45.32 | |
2018 | 66,814 | 26,268 | 32,325 | 39.32 | 48.38 | |
2019 | 74,163 | 32,223 | 37,939 | 43.45 | 51.16 | |
2020 | 80,488 | 35,096 | 43,238 | 43.60 | 53.72 | |
2021 | 83,862 | 38,001 | 48,077 | 45.31 | 57.33 | |
2022 | 89,476 | 43,500 | 54,135 | 48.62 | 60.50 |