株式投資

日本たばこ産業(JT)

2021年2月9日に上場来初の減配が発表されたJT。
減配や業績予想などが発表されたことを受けて、JTの株価はSBI証券の夜間取引(PTS取引)で一時、発表当日(2021年2月9日)の終値2151円より174.1円も安い1976.9円(-8.09%)を記録しました。

また、リストラを3000人行うことを同時に発表。
理由は国内のたばこ需要の減少とシェア低下が原因としている。
2020年における国内のたばこ販売量は5年前の3分の2に減った。
20年12月期連結決算(国際会計基準)は売上高にあたる売上収益が前期比4%減の2兆925億円、最終(当期)利益は11%減の3102億円となっている。

日本たばこ産業の売上高や利益、経営指標などの最新業績 (suik.jp)

JTについて

JTは国内で唯一たばこの製造を許可されている企業。
収益の多くは海外での販売であり、130か国以上に展開しています。
国内の高配当銘柄の一つであるため多くの投資家が注目しています。

最低投資金額195500円
単元株数100株
優待回数年に1回
権利確定月12月末日
優待内容自社グループ商品(1年以上継続保有)
100株以上・・・2,500円相当
200株以上・・・4,500円相当
1,000株以上・・・7,000円相当
2,000株以上・・・13,500円相当
優待利回り100株以上・・・年1.28%
200株以上・・・年1.15%
1,000株以上・・・年0.36%
2,000株以上・・・年0.35%

年間配当額の推移

JT(日本たばこ産業)、上場来初の「減配」を発表し、配当利回り7.1%⇒6.0%に! 2021年12月期から配当の方針を変更、前期比24円減の「1株あたり130円」に|配当【増配・減配】最新ニュース!|ザイ・オンライン (diamond.jp)
2020年2021年
年間配当額154円130円
配当利回り7.16%6.04%

2005年3月期以降、16年連続で増配を継続していたが2020年12月期は前年と同じ154円と連続増配はストップしており、2021年12月期の配当予想「1株あたり130円」が予想通りに実施されれば、1994年に上場して以来、初めての”減配”となる見通しだ。

しかしながらJTの配当利回りは6.04%と2021年1月の東証1部の平均利回りは1.92%(配当実施企業のみ)なので、JTの配当利回りは「かなり高め」

株主優待

JTは100株以上を1年以上継続保有することで、「自社グループ商品」がもらえる株主優待を実施している。

21年3月期(2020年4月1日~2021年3月31日)

 

22年3月期(2021年4月1日~2022年3月31日)

23年3月期(2022年4月1日~2023年3月31日)


業績

(百万円)売上高純利益営業利益純利益率営業利益率自己資本比率
20172,139,650392,409561,10118.3426.22
20182,215,960385,677564,98417.4025.50
20192,175,626348,190502,35516.0023.09
20202,092,561310,253469,05414.8322.4246.9
20212,324,838338,490499,02114.5621.4648.7
20222,657,832442,716653,57516.6624.5954.1

月足チャート

下は月足のチャートです。
2016年に高値4850円をつけてから下落トレンドに入っています。
2003年から引けるトレンドラインを現在下回ってきているためキャピタルゲイン目的で買いたい銘柄ではありません。

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