日本企業

しまむら

バランスシートの資産サイドには有形固定資産が1310億円計上されています。
これは店舗の土地や建物を資産として保有しているためです。
通常、小売業では店舗関連の資産が多く計上されており、しまむらのバランスシートも同じような特徴を持っています。

損益計算書については売上収益5230億円に対して売上原価が3520億円計上されています。
原価率(売上収益に対する売上原価の割合)は67%です。

しまむらでは卸売業者から商品を仕入れて販売する仕入れ型のビジネスモデルを採用しています。
仕入れ型の場合、SPA型に比べて卸売業者に対して支払うマージンが必要になるため原価率が高くなる傾向があります。したがって、島村の場合には薄理多売のビジネスモデルを構築する必要があります。

それを実現する仕組みの1つが「売り切れ御免」のポリシーと高度な店舗間物流の仕組みです。
在庫で売れ残りが発生すると店舗では値引きをして売り切らなければなりませんがこうした売価の変更は収益性を圧迫するため、売り切った商品については追加発注を行わない方針としています。
また、ある店舗で在庫が切れた商品に関しては他の在庫がある店舗から取り寄せることができるよう、きめ細やかな自社物流網を構築しています。全社としての在庫を適正化し、なるべき値引きを行なわずに商品を売り切れるようにしているのです。

無借金経営

バランスシートを見てみるとしまむらにおける負債の占める割合が非常に少ないことが分かります。
これはしまむらが「無借金経営」を行っているからです。
実際、しまむらの負債には買掛金などはありますが銀行からの借入金などの有利子負債は計上されていません。

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