ネム(XEM)は「New Economy Movement」の略称で、ブロックチェーンを活用して、新しい経済の仕組みを確立することを目標としています。また、2017年3月にシンガポールでNEM財団が発足し、ネム(XEM)のブロックチェーン技術使用の促進を目的に活動しています
発行枚数の上限は90億枚ですでに発行済みとなっています。
Pol(プルーフオブインポータンス)というコンセンサスアルゴリズムを採用しています。Polとはアカウントの重要度によって報酬が分配される仕組みとなっています。アカウントの重要度は「PoIスコア」で管理されており、このPoIスコアはネム(XEM)の保有量、保有期間、取引量などを元に算出されています。PoIスコアが高いほど重要度が高いとみなされ、報酬を受け取りやすく設計されています。
ビットコインなどのコンセンサスアルゴリズムについては下記記事をご参考ください。
NEM、Symbol両方ともパブリックチェーンとなっており取引状況がブロックエクスプローラーで完全に公開されています。
SYmbol
それではSymbolについて詳しく解説していきます。
2021年1月14日に大型アップデートが実施され新チェーントークンであるSymbol(XYM)が誕生しました。
このアップデートは当初「カタパルト」といわれていましたが、商標権の問題で使用できなかったため、名称が「Symbol」に変更されました。
XYMの配布はNEMの保有数に応じて1:1の比率で行われています。
XYMをもらうためにはスナップショットの前にオプトインする必要がありました。オプトインとはSymbolのローンチと同時にXYMをもらう申し込みのようなものです。
It’s confirmed. Snapshot and pre-launch opt-in closes on 12 March. #Symbol mainnet launch is on 15 March.
— NEM (@NEMofficial) February 23, 2021
🚀🚀🚀#NEM #Symbolplatform #mainnet #launch #snapshot #optin $XEM $XYM pic.twitter.com/ZQa42WAwE6
スナップショットはブロック高が3105500に到達すると行われる予定となっています。
NEMは1分毎にブロックが生成され、1つのブロックには「アドレスAからアドレスBに10XEM送られた」などという、トランザクション(tx)記録が最大120個収納できます。
BTCは約10分毎で1ブロック生成されるので約10倍NEMの処理速度の方が速いのです。
このことは1秒間に3000から4000件のトランザクションを処理することができることであり、クレジットカードなみの送金処理能力を持つことになったことになります。
2チェーン法
一つのチェーンに寄せられていた期待値が旧チェーンと新チェーンに分岐したためXEMが大きく売られている
クロスチェーンスワップ機能
SymbolではP2P取引で異なるチェーン上のトークンを交換することができます。
ハーべスティング
BTCにおけるマイニングをNEMではハーベスティングと呼んでいます。
このハーベスティングは一定期間1万XEMを保有することで参加することができます。
ローカルハーベスティング
自宅のパソコンから参加する方法
デリゲートハーベスティング
手数料を支払いスーパーノードという第三者にハーベスティングを委託する方法。
NEMネットワークにおいて、重要度が極めて高い参加者のことで、「ネム(XEM)のフルノードを保有」「300万XEM以上保有」「処理性能が一定水準を超えている」など厳しい条件を満たしたノード
XEMの購入
XEMはCoincheckから買うことができます。