トレード分析

リスク通貨NZDUSDの上昇について

現在の金融市場ではリスク資産の株、リスク通貨のオセアニア通貨が上昇しています。
今回は急上昇を続けているNZDUSDについて考察したいと思います。

週足では+2Σを超える本格上昇が続いています。
注目すべきなのは去年の2020年1月3日の週足のローソク足から始まったコロナショックでの大暴落。
遅行スパンがローソク足に沿って下落しているのがよく分かります。

8月31日の週足で赤色スパンの陽転、背景薄青色の長期上昇に変化。
この時点で底堅いと判断する根拠が2つあります。 


それは6月1日の週足で逆行パターンの売りサインが点灯した猶予期間中の高値を上抜けてサインが点灯している点。
つまり上昇力が強いということ。
その後9月21日の週足で大きく下落したもののセンターラインに支えられて11月の本格上昇につながっています。

もう一つの判断方法は遅行スパンがローソク足の上に推移してきてコロナショックによる下落の影響をあまり受けずに5月18日の週足のローソク足からの上昇とともに遅行スパンも同期して上昇している点

日足で見ると5月26日の日足ローソク足で+2Σ越え。赤色スパンが陽転し高値を付けやすい猶予期間中の高値を+1Σを下抜けずに高値越え。
この場合はついていく場面です。
その後遅行スパンがぶつかるところ、逆行パターンの買いサインが点灯したところが絶好の押し目買いポイントでした。

4時間足になると

1時間足で絶好の押し目買いであったのは11月13日の1800に逆行パターンの買いサインが点灯しているところです。週足では猶予期間中の高値を上抜けているものの上髭をつけて戻ってくる可能性もあり自信をもって買いで入るのは難しい場面ですが、日足での猶予期間中の高値を+1Σを下抜けずに上抜けてからの最初の+1Σへの戻し。4時間足で-2Σ、遅行スパンがぶつかるところは勝負する価値があります。

今後のトレード
月足では11月のローソク足が+2Σ上抜けているため本格上昇入りしているため買い狙い。狙いたいのは月足チャートの+1Σへの戻り。
約0.67あたりまで落ちてきたら買いたいところ。

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