1988年にグーグルはスタンフォード大学の博士課程に通うラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンの2人のエンジニアにより誕生しました。
かつてインターネット上にある情報といえば、不正確・偏向・重複などが散見され、信頼できるものとは到底言えませんでした。しかし、彼らはこのインターネット上にある情報を適切に整理する高度な検索エンジンを開発することでゴミ情報を有用な情報へと変えてくれたのです。
グーグルの高速検索エンジンを使えば世界中から情報を集めてキーワードに対して適切な結果を得ることができます。このページランクというアルゴリズムがグーグルの競争優位の最大の理由といってよいでしょう。
2000年にこの高速検索エンジンがYahoo!に採用されることでグーグルは一気に成長を加速していきます。
以降、広告ビジネスモデル、Google Adwords、Google AdSenseが開発され、2006年にはYoutubeを買収し、収益モデルを拡大させました。
Googleのビジネス領域
Google
- Advertising
- Cloud
- Hardware
- Services
Other Bets
- Calico:バイオテックのR&D企業
- Verily:健康データをもとに全体治療を提案するヘルスケアビジネス
- X:新規事業を手掛ける秘密集団
- Weymo:自動運転開発を実施、欧米でのライドシェアサービス提供
- Capital G:ビジネスモデルを確立した成長会社に投資。投資先にLyft、Airbnbなど
- GV:ベンチャーキャピタル。300以上のスタートアップに投資
Googleの原価の内訳を見るとGoogleの利用者を増やすための第三者のブラウザプロバイダーGoogleネットワークのパートナー企業への支払いコストが含まれており、Youtuberやブロガーへの閲覧回数に応じた報酬も売上原価に含まれていることがわかります。そのため、Googleの広告事業は比較的売上原価が大きくなりやすい傾向にある