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ヴィッセル神戸

ヴィッセル神戸の収益上の特徴は「スポンサー収入」の割合の大きさ(営業収益の65%)です。
これは主に親会社である楽天グループからの収入であると推測されます。

そしてそのスポンサー収入がどこに使われているのかといえば「売上原価」(営業収益の75%)です。
さらにその売上原価の内訳を見てみると「チーム人件費」が81%を占めていることからスポンサー収入のかなりの部分は「チーム人件費」として使われているといえます。

ヴィッセル神戸といえば世界的なビッグネームの選手をスカウトしてきていることで有名です。
2019年シーズンもヴィッセル神戸はFCバルセロナから来たイニエスタ選手をはじめ、アーセナルなどで活躍したポドルスキ選手、アトレティコ・マドリードなどで活躍したビジャ選手を擁していました。
チーム人件費の多くはこうした有名選手の年棒として支払われていたと推測されます。

有名選手の獲得は「物販収入」の増加にもつながります。
実際ヴィッセル神戸の物販収入は2018年12月期に3億8800万円だったのが2019年12月期には5億3100万円にまで増加しています。

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