フィボナッチとは?
植物の花びらの数や貝殻のらせん模様など、自然界に広く存在しており「1:1.618」という比率は人間が無意識に美しいと感じる比率である。
この黄金比はピラミッドやモナリザなど数多くの歴史的建造物・芸術作品にも使われている。
世界中の投資家によって作り出されたチャートもフィボナッチの影響を受けている。
フィボナッチの種類
- フィボナッチ・リトレースメント
- フィボナッチ・エクスパンション
- フィボナッチ・ファン
など多くの種類がありますが主に使われているのはフィボナッチ・リトレースメントです。
フィボナッチリトレースメント
上昇相場における押し目や下降相場における戻りの値幅を考える時に使います。
比率
- 23.6%
- 38.2%
- 50.0%
- 61.8%
トレンドの転換を見極めたり、レジスタンスライン(上値抵抗線:その水準よりも上がらないと予想される相場のライン)やサポートライン(下値支持線:その水準よりも下がらないと予想される相場のライン)として
下降トレンド
高値から安値に向けて引く
上昇トレンド
上昇トレンドにおける押し目を見つけるには安値から高値に向けて引きます。
1.31ドルから1.42ドルまで上昇し高値を付けて下落。
上昇幅の半分にあたる1.37ドルでサポートされており、これを半値戻しといいます。
反転上昇するが今度は38.2%がレジスタンスとして働き下落再開。
61.8%もレジスタンスとして働きました。