回転ずしチェーンを運営するくら寿司のCFの動きを2000年10月期から2020年10月期までまとめたものです。
くら寿司のCFのパターンは2008年10月期を境に2つの時期に分けられます。
2008年10月期まではくら寿司は多くの新規出店を実施するために積極的な有形固定資産への投資を行っています。
その結果、投資CFのマイナス幅が営業CFのプラス幅を上回り、FCFがマイナスになる期が多くなっています。
注目すべきは2009年10月期以降、営業CFが大きく伸びていることです。
これは投資に使ったキャッシュを営業CFによって回収できていることを示しています。